生活で知っておきたいこと

最近〇〇がやたら食べたい…実はそれ、栄養不足のサインかもしれません!

みんなさんこんにちは!
最近「なんだか甘いものばかり食べたくなる…」「チョコやポテチがやめられない」なんてこと、ありませんか?

実はそれ、身体が必要な栄養素を求めているサインかもしれません🍫✨

今回は「栄養素不足と食欲の関係」について、わかりやすくまとめてみました!
「何を欲しているか」に耳を傾けて、身体の声に応えてあげましょう😊

ナトリウム(塩分)不足

▶ 欲しくなるもの:しょっぱいもの(梅干し、漬物、スナック菓子など)

▶ 不足のサイン:

  • 倦怠感、めまい、集中力低下
  • 汗をたくさんかいた後や、夏場の熱中症対策にも関係

▶ 補える食材:

  • 梅干し
  • 味噌汁
  • 塩麹やぬか漬け
  • 海藻類(わかめ、昆布)←塩分+ミネラルも◎

マグネシウム不足

▶ 欲しくなるもの:チョコレート、ナッツ、カカオ製品

▶ 不足のサイン:

  • 筋肉のけいれん(まぶたのピクピクなど)
  • イライラ、不安感、ストレスに弱くなる

▶ 補える食材:

  • カカオ70%以上のダークチョコレート
  • アーモンド、くるみ、カシューナッツ
  • ほうれん草、枝豆
  • 玄米、雑穀米
  • ひじき、海苔

鉄分不足(特に女性に多い)

▶ 欲しくなるもの:赤身肉、レバー、貝類、氷をかじりたくなる

▶ 不足のサイン:

  • 慢性的な疲労感、頭痛、冷え性
  • 氷を無性に食べたくなる「異食症」は鉄欠乏性貧血のサイン

▶ 補える食材:

  • レバー(鶏・豚)
  • 赤身の牛肉
  • あさり、しじみ(鉄+ビタミンB12)
  • 小松菜、ほうれん草(植物性鉄分)
  • 黒ごま、きな粉

※ビタミンCと一緒に摂ると吸収率UP!


糖質(炭水化物)不足

▶ 欲しくなるもの:パン、ごはん、甘いもの

▶ 不足のサイン:

  • 疲労感、イライラ、低血糖による集中力低下
  • 頭がぼーっとする

▶ 補える食材:

  • 玄米、雑穀米
  • さつまいも、じゃがいも
  • 果物(バナナ、りんご)
  • はちみつ(少量でエネルギー補給)

カルシウム不足

▶ 欲しくなるもの:チーズ、牛乳、ヨーグルト

▶ 不足のサイン:

  • イライラ、不安感、骨や歯の弱化
  • 生理前に甘い乳製品が欲しくなることも

▶ 補える食材:

  • 牛乳、チーズ、ヨーグルト
  • 小松菜、モロヘイヤ
  • しらす干し、ちりめんじゃこ
  • 木綿豆腐、厚揚げ

脂質不足

▶ 欲しくなるもの:揚げ物、マヨネーズ、アボカド、ピーナッツバター

▶ 不足のサイン:

  • 肌の乾燥、集中力低下
  • ホルモンバランスの乱れ(女性に多い)

▶ 補える食材(良質な脂):

  • アボカド
  • オリーブオイル、えごま油
  • 青魚(さば、いわし、さんま)
  • ナッツ類(特にくるみ)
  • 卵黄

ビタミンB群不足

▶ 欲しくなるもの:パン、麺類、甘いものが止まらない

▶ 不足のサイン:

  • 疲れやすい、肌荒れ、口内炎
  • エネルギー代謝がうまくいかず、太りやすくなる

▶ 補える食材:

  • 豚肉(特にヒレやロース)
  • 納豆
  • 玄米、雑穀
  • きのこ類(しいたけ、えのきなど)

食物繊維不足

▶ 欲しくなるもの:シャキシャキした生野菜、ナッツ、雑穀

▶ 不足のサイン:

  • 便秘、肌荒れ、腸内環境の乱れ
  • 血糖値が不安定になりやすい

▶ 補える食材:

  • ごぼう、にんじん、れんこん
  • キャベツ、ブロッコリー
  • もち麦、オートミール、玄米
  • キウイ、りんご
  • 納豆、おから、寒天

ビタミンD不足

▶ 不足のサイン:

  • 免疫力の低下(風邪をひきやすい)
  • 疲れやすい、気分が落ち込みやすい
  • 骨がもろくなる(カルシウム吸収を助ける役割)

▶ 欲しくなるもの:

  • 日光浴(実際に無意識に外に出たくなる人も)
  • 魚(脂の乗った魚)や卵を自然と食べたくなることも

▶ 補える食材:

  • 鮭、サバ、いわし、さんまなどの青魚
  • 卵黄
  • きのこ類(特に干ししいたけ)
  • ビタミンD強化食品(牛乳など)

亜鉛不足

▶ 不足のサイン:

  • 味覚・嗅覚の低下
  • 爪が割れやすい、髪が抜けやすい
  • 傷が治りにくい、肌荒れ

▶ 欲しくなるもの:

  • 肉類、シーフード
  • 「味の濃いもの」を求めがち(味覚低下による)

▶ 補える食材:

  • 牡蠣(ダントツで豊富)
  • 牛肉、豚レバー
  • 卵、納豆、チーズ
  • アーモンド、ごま、かぼちゃの種

ビタミンC不足

▶ 不足のサイン:

  • 疲れやすい、風邪をひきやすい
  • 肌のハリ・ツヤがなくなる
  • 歯ぐきから出血しやすい(重度の場合)

▶ 欲しくなるもの:

  • 柑橘類(オレンジ、レモンなど)
  • 酸っぱいものが無性に食べたくなることも

▶ 補える食材:

  • ブロッコリー、パプリカ
  • キウイ、いちご、レモン、グレープフルーツ
  • さつまいも(加熱してもビタミンCが残りやすい)

ビタミンE不足

▶ 不足のサイン:

  • 冷え、血行不良
  • 肌の乾燥・くすみ
  • 抵抗力の低下(免疫力も関与)

▶ 欲しくなるもの:

  • ナッツ、植物油、アボカドなど脂質の多い食材

▶ 補える食材:

  • アーモンド、ひまわりの種
  • アボカド
  • かぼちゃ、ほうれん草
  • 植物油(オリーブオイル、菜種油など)

ビタミンA(βカロテン)不足

▶ 不足のサイン:

  • 夜になると見えにくい(夜盲症)
  • 乾燥肌、ニキビ、粘膜のトラブル
  • 免疫力の低下

▶ 欲しくなるもの:

  • 色鮮やかな野菜(にんじん、かぼちゃなど)を食べたくなることも

▶ 補える食材:

  • にんじん、かぼちゃ、ほうれん草
  • レバー(動物性ビタミンA)
  • 卵黄、うなぎ

現代人が不足しやすい栄養素

カリウム不足

▶ 不足のサイン:

  • むくみやすい
  • 筋肉がけいれんしやすい(足がつる)
  • 血圧が上がりやすい

▶ 欲しくなるもの:

  • フルーツや水分が多いもの(体が自然にバランスを取ろうとする)

▶ 補える食材:

  • バナナ、アボカド
  • ほうれん草、小松菜
  • じゃがいも、さつまいも
  • 海藻、納豆

セレン(抗酸化ミネラル)不足

▶ 不足のサイン:

  • 抵抗力の低下、免疫力の低下
  • 疲れやすい、老化が早く感じる
  • 精神的に落ち込みやすい

▶ 欲しくなるもの:

  • 肉類、魚介類、ナッツ(体が抗酸化作用を求める)

▶ 補える食材:

  • かつお、まぐろ、サバなどの魚
  • ブラジルナッツ(非常に豊富)画像のもの
  • 全粒穀物

クロム(糖代謝サポート)不足

▶ 不足のサイン:

  • 甘いものが無性に欲しくなる
  • 血糖値が安定しない
  • 疲労感、イライラ、集中力低下

▶ 欲しくなるもの:

  • 甘いものや炭水化物
  • パン、スナック菓子など

▶ 補える食材:

  • ブロッコリー、玉ねぎ
  • 全粒穀物、さつまいも
  • 肉類、チーズ

モリブデン(酵素の働きに必要)不足

▶ 不足のサイン:

  • 代謝が落ちる(特に硫黄や尿酸の代謝)
  • 疲れやすい、だるい
  • 脱毛・肌荒れ

▶ 補える食材:

  • 豆類(特に大豆)
  • レンズ豆、玄米、納豆
  • 葉物野菜

コリン(脳・神経・肝機能に関与)

▶ 不足のサイン:

  • 記憶力の低下、集中力低下
  • 脂肪肝
  • 不安感、注意力が散漫に

▶ 補える食材:

  • 卵黄(コリンが豊富)
  • レバー
  • 大豆製品
  • 魚(特にタラ)
不足している栄養素欲しくなるもの補える主な食材
ナトリウム(塩分)しょっぱいもの味噌汁、漬物、塩麹、海藻類(わかめ・昆布など)
マグネシウムチョコレート、ナッツカカオ70%以上チョコ、アーモンド、ほうれん草、ひじき、玄米
鉄分赤身肉、レバー、貝類、氷鶏・豚レバー、牛赤身、あさり・しじみ、小松菜、黒ごま
糖質(炭水化物)パン、甘いもの、炭水化物系玄米、さつまいも、バナナ、はちみつ
カルシウムチーズ、乳製品牛乳、ヨーグルト、小松菜、しらす、木綿豆腐
脂質(良質な脂)揚げ物、アボカド、マヨアボカド、オリーブオイル、青魚、くるみ、卵黄
ビタミンB群パン、甘いものが止まらない豚肉、卵、納豆、玄米、きのこ類(しいたけ・えのきなど)
食物繊維生野菜、ナッツ、雑穀ごぼう、キャベツ、もち麦、オートミール、キウイ、納豆
不足している栄養素欲しくなるもの補える主な食材
ビタミンD日光浴、魚、卵鮭、サバ、干ししいたけ、卵黄
亜鉛肉類、味の濃いもの牡蠣、牛肉、豚レバー、納豆、チーズ
ビタミンC柑橘類、酸っぱいものキウイ、いちご、ブロッコリー、パプリカ、さつまいも
ビタミンEナッツ、アボカド、植物油アーモンド、アボカド、かぼちゃ、オリーブオイル
ビタミンA色鮮やかな野菜にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、レバー、卵黄
カリウムフルーツ、水分が多いものバナナ、アボカド、小松菜、じゃがいも、納豆、海藻類
セレン魚介類、ナッツかつお、まぐろ、卵、ブラジルナッツ、全粒穀物
クロム甘いもの、炭水化物ブロッコリー、玉ねぎ、全粒穀物、さつまいも、チーズ
モリブデン豆類、葉物野菜納豆、玄米、レンズ豆、葉物野菜
コリン卵、レバー、魚卵黄、レバー、大豆製品、白身魚(タラなど)


最後に

欲求=不足とは限らず、「習慣」や「感情」によるもの(例:ストレスで甘いものを食べたくなる)もあるため、偏った食生活には注意が必要です。
「なんでこんなに〇〇が食べたいんだろう?」と感じたときは、栄養のサインかも!と意識することが大切です

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