生活で知っておきたいこと

揉み返しと好転反応について

みなさんはよくマッサージやエステ、リフレクソロジー等、体のメンテナンスを日々されてるかと思います。
その施術後に体がだるくなったり、押されたところが痛くなったりした経験はありませんか?
よくお客様から「マッサージをしてもらった次の日に体が痛くなるけど、これって揉み返し?」とよくご質問を頂きます。

では、今回は揉み返しと好転反応の違いをお話しします。

好転反応とは?
マッサージを受けた次の日に、体がだるい。なんだか疲労がたまっている
このような経験をされるお客様も多いのではないでしょうか。
施術後に上記のような体の不調が現れる理由ですが、マッサージやもみほぐしを受けることで、これまで滞っていたリンパや酸素の流れが良くなり、毒素や老廃物が体中を巡るためだと考えられています。

このような状態を「好転反応」と呼びます。

好転反応とは、「好転」とあるように、体が正常な状態に戻る際に一時的に発生する「反応」のこと。
症状は「体のだるさ」や「かゆみ」、「体全体の痛み」など人によってさまざまです。

マッサージ後に不調が現れるため、びっくりされるかもしれませんが、好転反応は体が正常に戻る際に生じる一時的な不調なので、むしろ良い方向に転じている兆しでもあります。

好転反応は多くの場合、2〜3日経過すれば、正常に戻りますのでご安心ください。
それでも症状が辛い場合は病院の受診をお勧めします。

揉み返しとは?
施術による力が強すぎる」「間違ったツボを刺激してしまう」ことによって発生する筋肉の炎症のこと。
体が回復に向かう兆しである好転反応とは対照的に、体からの警告として現れるのが揉み返しといえます。

症状は「押されたところだけ筋肉痛のような痛さ」「コリが余計ひどくなった」
「施術した周辺だけでなく頭痛を伴う」

みなさんが良く勘違いをされてることが「痛いのが体にとって効いている」と思われてる方が結構いらっしゃいます。
痛み方もそれぞれ個人差はありますが、一番負担が少ないのが「イタ気持ちい」若しくは脱力ができるぐらいの「効く痛さ」なのです。
体に力を入れて痛みに耐えるために、目一杯強く押されていれば筋肉の繊維を傷つけ、筋肉が炎症をおこし、揉み返しになりやすくなります。

揉み返しと好転反応を症状によって明確に区別することはできませんが、施術箇所やその周辺に痛みや炎症が現れた場合には、揉み返しである可能性があります。

お客様によっては好転反応が現れる場合もありますが、1〜2日ほどすると「体が楽になった」という嬉しいお声を頂いております。

他のお店で揉み返しや施術が合わない場合、リラクゼーション心音にご相談ください。


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